介護福祉士の皆さん、仕事の割には給料が安いと思っていませんか?
そんな介護福祉士の皆さんに朗報です!!
2019年の10月から介護士の給料が上がるという情報があります。
そのことについて今日は書いていきたいと思います。
介護士の平均的給料
まず、気になるのは介護士の平均的給料ですが、平成28年の資金構造基本統計調査によると、福祉施設で働く介護員の平均年収は40歳で322万円となっています。
・平均年齢:40.5歳
・勤続年数:6.3年
・労働時間:166時間/月
・超過労働:4時間/月
・月額給与:228,300円
・年間賞与:485,300円
・平均年収:3,224,900円
出典:厚生労働省「平成28年 賃金構造基本統計調査」
※平均年収は、きまって支給する現金給与額×12ヶ月+年間賞与その他特別給与額にて計算。
※本統計はサンプル数が少ないため、必ずしも実態を反映しているとは限りません。
サラリーマンの40代の平均年収が564万円となっているため242万円も低い計算になります。
このように介護士の年収は他の職種に比べても低いです。
なので、今まで処遇改善などで2万円ほど手当がついたりしていましたが、今回の政策では介護士の給料が月額8万円も上がるとのことです。
なんで上がるの?
介護士の人手不足を解消するために介護士の給料を上げて人手不足を解消しようというものです。
その政策は「人づくり革命」と言われるもので、介護だけでなく、保育士や障害福祉の分野の職員の処遇改善も含まれています。
そのための財源として、国と地方が公費を投入し1千億円程度が当てられるとのことです。
すべての介護職の給料が上がるわけではない・・・
しかし、注意しなくてはいけないのが介護の仕事をしているすべての人の給料が上がるわけでは無いということです。
今回の政策で給料が上がるのは、勤続10年以上の介護職員、つまりベテランの介護職員のみです。
しかし、今回の政策では、勤続10年を超えていれば介護福祉士の資格を持っていなくても給料が引き上がるそうです。
実際いくら上がるのか?
実際に上がる額としては、月に8万円程度とのことです。
しかし、給料自体ではなく処遇改善手当として上がるのでボーナスなどにはあまり関係はありません。
いつから上がるの?
実際にこの政策が実施されるのは2019年10月からとのことです。
世間では3Kと言われている介護職ですが、私はとてもやりがいのある仕事だと感じています。
しかし、給料の安さからあまり人には進められないこともありました。
今回の政策で今働いている介護士のモチベーションが上がったり、介護職のイメージが変わりこれから介護を目指す若者が増えてくれればいいと思います。