介護の仕事をしていると色々なご利用者と出会います。
正直合わないご利用者もいますよね。
認知症のご利用者が同じことを繰り返したり、性格の合わないご利用者の言動に対してなど、イラッとする場面はあると思います。
そこで考えてほしいことが、
「イラッとした自分」についてです。
なぜ今イラッとしてしまったのか。
他の業務に追われていて余裕がなかった?
昨日あまり眠れなくて疲れていた?
忙しい日々が続いていた?
ご利用者の行動や言動そのものにももちろんイラッとポイントはあるとは思いますが、意外と自分自身が原因だったりするのではないでしょうか。
自分に余裕がないとなかなか笑えないですよね。
心の余裕を持つことで、ご利用者に対しておおらかに接したり、ありのまま受け入れることができると思います。
心の余裕を作るためには、自分自身と向き合う必要があります。
どういうときに余裕がなくなるのか知っていれば、それを防ぐ方法を考えられます。
たいていの人間ならば、疲れていると余裕がなくなると思います。
疲れをとる方法は人それぞれです。
美味しいものを食べたり、湯船にじっくり浸かったり、毎日30分趣味に没頭したり、友達や家族と話したり、何かしら方法を見つけて、自分の心と会話して、余裕を作ってみてください。
そうしたら、今まで気づけなかったご利用者の一面や強みが見えてくるかもしれません。
介護者の心の余裕から、ご利用者の生活を高められるかもしれません。