私の祖母は、現在75歳でアルツハイマー型認知症を発症した当初は、どう祖母に対して関わっていけば良いのか正直悩みました。

しかし、地域のケースワーカーさんや近所の人にアドバイスしてもらい実践した事を少し紹介したいと思います。

「同じ事を何度も言ったらどうするか?」

祖母も認知症を患ってから、同じことを何度も繰り返し話をして家族も最初はイライラしていましたが、怒ってしまったりすると戸惑ったり反感を抱いたりするかもしれない為、時間をかけて話を聞くようにしました。

しかし、毎日のように会話をしている中で私達家族の事はほぼ忘れているにも関わらず昔に田舎で起こった出来事は鮮明に覚えており、凄く楽しそうな祖母の姿がありました。

大変ですが、根気よく聞いてあげることが大切です。

「同じ商品を買ってきた時の対応」

認知症の初期症状の時、祖母は1人でスーパーなどに買い物に行き、1度に同じ商品を3個から4個買ってしまい、後で商品を返しに行く事が何度かありました。

祖母も悪意があってしている訳ではないと解かっていた為、よく行くお店には事情を説明しました。

しかし、最初は個人的にお願いに行っても全く話を聞いてくれず、市役所の地域包括支援センターに相談し、ケアマネージャーを介してお願いすると効果がありました。

「認知症でイライラ状態の対応は?」

自分の気持ちを上手く伝えられず、イライラした祖母は私達家族に時々攻撃的な行動・言動が増えてきました。

そこで、症状が出た時は祖母を買い物や散歩に誘い、気持ちを落ち着かせる事で症状が軽減される事が多かったです。

「名前の間違えが多くなった場合」

認知症の症状がだんだん進み、家族の名前をよく間違うようになった祖母に最初イライラしてしまいきつく当たりちらしていました。

しかし、これでは駄目だと感じ名前を間違われても「私は○○です。」と言いながら頻繁に声をかけ続けていると名前を覚えてくれるようになりました。

間違っていても、否定せず「私は○○ですよ」と軽く流すことが大切です。

やがて本人の心理状態も安定し、最終的には信頼関係に繋がっていくと思います。1度試してみて下さい。

「まとめ」

認知症を患った人を、長期間にわたり介護、介助していくにあたっては家族だけではなく周りの人々が手助けしてくれる事で祖母の生活が成り立っているんだと感じました。

これからも地域の人達との関わりを大切にしていきながら家族で祖母をサポートしていきたいと思います。

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