自分のおじいちゃんや、施設で生活している高齢者はどんなことを思っているのか??
そんなことを考えることはないでしょうか?
ある施設では、新人研修の時に高齢者の気持ちを考えてもらうためにアイスブレイクを行うようです。
そのことによって職員が高齢者とか関わるときに優しく関わることができるそうです。
ぜひこの記事を読みながら一緒に体験してみてください。
必要な物は紙とペンです。
準備は出来ましたか?
では、あなたの大切なモノを10個書いてください。
例えば、お父さんやお母さん
子供
恋人
親友
ペット
家
健康
楽しい思い出
何でもいいです。
どうしても失いたくない大切なモノを書いてください。
書けましたか??
それでは、一つだけ消してください。
消せないですよね?
でも消してください。
消せましたか?
では、もう一つ消してください。
消すということは失うということですよ?
いいですか?
では、もう一つ消してください。
かなり難しくなってきましたね・・・
でもまだ消します。
最後の一つになるまで消してください。
どうですか?
とてもさびしい気持ちになりませんでしたか?
この気持ちが高齢者の経験した気持ちなのです。
もし、高齢者がこんな経験をしながら生きてきたことを想像すると、たとえ憎まれ口を叩かれたとしても優しく関わることが出来ると思います。
大切なモノを一つずつ失っていく・・・
こんなに悲しいことは無いですね。
しかし、年齢を重ねるということはこういうことなのです。
高齢者の人たちはこんな寂しい思いをしながらも生きてこられたんです。
一日一日がとても大切な時間なんです。
来年生きていられるかもわかりません。
今度やりましょう、待っててくださいね。
その今度は来ないかもしれないのです。
だから、今出来ることを全力で出来るように支援をすることが大切だと思います。
高齢者の人の悲しい思いや寂しい思いを少しでも軽減できるように・・・
高齢者の心に寄り添うケアの大切さを実感させられます。
この気持を汲み取り日々心がけることがとても大切なことだと思います。
そんな、高齢者の考えを汲み取れるケアワーカーや介護者が増えてくれるととてもうれしいです。