コミュニケーションで注意したい伝え方の6つのポイント

 

目次

聴き手がわかりやすい伝え方6つのポイント

話し手の意図したことが聴き手にきちんと伝わるように話すためのポイントをご紹介します。

 

話の聴き方についてはこちらのページを参照してください。

 

わかり易い言葉を使う

例えば利用者さんのご家族に褥瘡などの専門用語を使ってもなんのことかわかりません。今の若者に「ナウい」と言っても通用しない人がほとんどです、逆に引かれます。誰にでもわかる言葉を使いましょう。

 

基準ある言葉を遣う

あいまいな表現や人によって受け止め方に差が出る言葉は避けてください。例えば「後でそこの資料コピーしといて」と頼みます。一時間後にコピーできたか聴くと「後でって言われたんでまだやってません」と言われるとします。

後でっていつだか明確ではないですよね?

なので「一時間後に会議があるから間に合うようにコピーお願い」と誰が聴いてもわかるように明確に伝えましょう。

 

歯切れよく話す

相手に明瞭に聞き取れるようにハキハキと喋りましょう。声の大きさや話すスピードも大事となるので気をつけましょう。

 

一文を短くする

(例)この前友達がコンビニに行くって言うからついでに昆布のおにぎりが食べたいから買ってきてって言ったのにたらこのおにぎりを買ってきてさ~嫌いなんだよたらこ、食べられないから友達の鮭とかえてって言ったのにかえてくれないで代金だけ請求されて喧嘩になっちゃってさー。

 

このように話す言葉が長いと情報が多すぎて相手に伝わらなくなってしまいます。一文には内容を一つに絞って話しましょう。

 

(例)この前友達がコンビニに行くって言うからついでに昆布のおにぎりが食べたいから買ってきてって言ったんだよ。そしたらさ、間違えて俺の嫌いなタラコを買ってきたんだよ。食べられないから友達の鮭とかえてっていったのにかえてくれなくてさ。代金だけ請求されて喧嘩になっちゃったよ。

 

このように区切りをつけることで相手も情報を整理しやすくなります。接続詞を有効に使い内容を明確にすることも重要となってきます。

 

重点先行で話をしていく

聴き手が知りたいことを優先的に話すことにより相手に話が伝わりやすくなります。

(例)これは白か黒か結論を言うと白です。なぜなら…

このようにまず結論を先に言いその後にその理由を明確に伝えて行く方法があります

 

まず結論を述べて、次に理由を説明し、具体的な例を出した後、最後にまとめを述べる方法です。この方法をPREP法と言い、話をじっくり述べながら、ストーリー重視に向いています

 

その他、最初に要約を伝え、次に詳細な説明をした後、最後にまとめを述べる方法もあります。この方法をSDS法と言い、結論を早く伝えたいときに向いています。どちらもプレゼンをするときに使われる基本的な方法です。

 

ナンバリングをする

ナンバリングは様々な事で使われています。例えばドラゴンクエスト、1〜13とたくさん出ておりそれぞれ数字をつけること。これもナンバリングです。しかし、今回のような論理的な話では「いくつの論点の話か」を明示するときに使われます。

 

「聴き手がわかりやすい話し方6つのポイント」というこのページでの表示の仕方もナンバリングを使用しています。話し方のポイントがいくつあるのかを明確にすることでわかりやすくしています。

 

以上が話し方のポイントとなります。自分が話したいように話すのではなく相手の反応を見ながら、相手の立場に立って話をすることが最も大事なことだと思います。毎回は出来ないかもしれませんが、時間を設けゆっくり新人を教える際等には相手にきちんと伝えっているか復習も込みで教えたことを話してもらっても良いかもしれません。是非試してみてください。

 

 

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