皆さんこんにちは!在宅や施設でオムツが上手くあたっていなく、または尿量が多く漏れてしまい洋服やシーツまで替えなければいけなくなったことってありませんか?そうなると介助者も介護者も大変ですよね

今回は、可能な限り尿もれをなくし、上手くオムツを当てる方法をお伝えしていきます。

 

パットについての留意点

まずパットについて説明したいと思います。

 

パットを購入する時に、良く「○○ccまで吸います!!」「これ一枚で安心です!!」って書いてある物ってありますよね?

その数量は実際使用する上では信用しないで下さい。

 

バケツに水を汲み、そこにパットを入れたら表記通り吸ってはくれます。

しかし、実際は排尿をします。

なので、パットが濡れる部分は一部分なのでそんなに吸ってくれません。

 

1,500cc吸うなら実際は1000ccぐらいと思っていたほうが良いです。

 

大体のパットは排尿が出る時に濡れた部分に排尿をされるわけですから完全に吸いきるまでにも時間がかかります。

 

一度の排尿量が多いと感じたらすぐに吸水出来る吸水性に優れているパットもあるので、用途に合わせてパットを購入して下さい。

 

匂いの軽減に特化した物など昔より性能の良いパットを各会社でそれぞれ出しているので調べてみて下さい。

 

パットやオムツは三つ折りで置かれていることが多いと思いますが、広げる際に振って広げてしまうことってありませんか?

振ってしまうと中に入っている、尿を吸ってくれるとポリマーという素材が端に偏ってしまい漏れやすくなってしまうので注意してください。

 

オムツの当て方留意点

 

まずオムツを広げたらギャザーが倒れたままになっています。ギャザーはおしっこをせき止める役割があります。手でギャザーを立ち上げてあげましょう。

 

次にオムツの中にパットを入れる際には、オムツのギャザーの中にパットが入っているか確認しましょう。ギャザーの上にパットが乗っていたらパットから溢れた時におしっこがオムツの外に出てしまい漏れてしまう原因になってしまいます。

 

オムツはサイズも重要です。テープを貼る場所に番号が振ってあるオムツが多いと思いますが、1番までテープが行く場合はサイズが大きいです。サイズが大きいとすきまが出来てしまうので漏れの原因となるのでサイズ選びをしっかりとしましょう。

 

オムツのテープを当てる際には下のテープから身体のラインに沿って止め、上のテープは上から止め降ろすような感じで止めて下さい。そうすることにより背中のギャザーがきちんと伸び、オムツもずれにくくなります。

 

オムツのテープには伸びるタイプの物も売っています。拘縮が強い方には伸びるタイプの方が当てやすい事が多いので使用してみて下さい。

 

パットの当て方

 

女性は当てる際にはパットを山折りにして当てて下さい。逆に男性は尿道が長いため山折りにすると漏れてしまうので谷折りにして包むように当てて下さい。

 

男性の陰部にパットを巻くこともあると思います。その際には片側のギャザーを折り、折った方から当てていき、広い面を当たるようにし三角折りをします。男性の陰部は上向きの人、下向きの人と人により違います。向いている方向のまま当ててください。下向きの人に上向きで当ててしまうと本人は気になりいじってしまう可能性があります。

 

以上の事を気をつけながらオムツやパットの購入し当てて頂けると漏れを軽減出来るので是非試してみてください。

 

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