【動画あり】片手でも不自由でもボタンが掛けやすいボタンエイドをほぼ0円で作ってみた。使い方のコツも!

 

介護用品や自助具は確かに便利なんだけど高い・・・

 

だったら作っちゃえ!!

 

とのことで今回は、片麻痺の人や指先が不自由で細かい作業がしにくい人、最近では派手派手なネイルを付けている人が使うと便利なボタンエイドを制作費ほぼ0円、作業時間10分以内で作ってみたので紹介します。

 

目次

自作ボタンエイドの材料と工具

まずは材料と工具を用意します。

大体が家にあるものだと思います。

 

ボタンエイドの作成動画

ボタンエイドの作り方

では、ボタンエイドを作ってみましょう。

 

1.クリップを広げる

まずは、クリップを広げて針金にします。

 

2.クリップを半分に曲げる

次にクリップを真ん中から半分に曲げます。

この時に曲げたところをラジオペンチで軽く締めます。

 

3.半分に曲げたクリップの上から1センチぐらいのところを外側に広げる

半分に曲げたクリップの上から1センチぐらいのところを外側に広げていきます。

 

4.曲げたところから丸みが出るように下側に曲げる

曲げたところから下側に丸みが出るように下側に曲げていきます。

この時に指に挟むようにすると曲げやすいです。

 

5.ボタンホールに入るか一度確認

この時に一度ボタンホールに通してみて通るか確認してください。

通らない場合は指で微調整します。

 

6.針金の下を鈎上に曲げる

一本目の針金と二本目の針金の下側を鈎上に曲げていきます。

 

7.2つの針金の鈎を引っ掛ける

2本の針金の鍵を引っ掛けます。

この時にしっかりとペンチで締めてください。

 

8.ビニールテープを針金に巻きつける

最後にビニールテープを針金に巻きつけます。

この時に握りやすい太さになるまで巻きつけてください。

 

9.完成!!

これでボタンエイドの完成です。

 

ボタンエイドの使いやすい使い方

では、作ったボタンエイドを使ってみましょう。

少しのコツで使いやすくなります。

 

1.ボタンエイドの先をボタンホールに通す

この時にしっかりと通します。

 

2.ボタンエイドの丸まったところでボタンを引っ掛ける

ボタンエイドの丸まったところにボタンを通して下の方に引っ張ります。

 

3.ボタンの箸がボタンホールから出てきたら一回転させる

ボタンの箸がボタンホールから出てきたらボタンエイドのグリップを回しながら引っ張ります。

回しながら引っ張ることでボタンがかかりやすくなります。

 

4.ボタンが遠たらボタンエイドからボタンを外す

ボタンがボタンホールに通ったらボタンエイドを前に押してボタンを外します。

これで簡単にボタンをつけることが出来ます。

 

施設の利用者さんなどに作ってあげてみましたが、今まで一人でボタンを付けられない方が一人でボタンを付けることが出来るようになって自身を付けられていました。

また、今までボタンの少ない洋服を選んでいたそうなのですが自分でボタンを付けられるようになり「これでおしゃれができる〜」と喜んでいました。

 

簡単に作ることが出来るので、ぜひチャレンジしてみてください!!

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