在宅介護での排泄の工夫

目次

「はじめに」


私の祖母は現在75歳でアルツハイマー型認知症を患っており、一人で排泄をする事がだんだん困難になりつつありました。

 

しかし、そんな状態でも家族が一緒になって祖母の排泄について試行錯誤しながら色々実践した事や病院の先生に教えてもらったさまざまな工夫などについて少し紹介したいと思います。

 

 

「トイレに行くまでの工夫」

 

認知症を患ってから祖母は、トイレの場所が全く解らなくなってしまったので家族の誰かと一緒にトイレに行くようにし、トイレまでの順路を矢印で表しテープで貼るようにしました。

 

また、高齢者や認知症を患った人や介助を行う私達が事故に遭わないようにする為にトイレまでの廊下に照明や手すりを付けたり、段差を解消したりして工夫しました。

 

もう1つ工夫した事は、介助を受ける側、提供する側が共にすべったり、つまずいたりするのを防止する為に敷物は使わなくなりました。

 

「トイレ内での工夫」

 

認知症を患っている為、トイレの扉に鍵を付けてしまうと自身での開閉が難しくなり混乱してしまうと思い、鍵なしの扉に変更しました。

 

それと同時に祖母はトイレの使い方も忘れてしまっていた事もあり家族と一緒にトイレの使い方がわかるように順番の目印を一緒に作って実践してみたりしました。

 

また、トイレットペーパーを使いすぎてしまいトイレを詰まらしてしまう事がたびたびあった為、注意事項をトイレの壁に貼りました。冬は、冷たい便座で排泄を拒んだ事があったので、暖房便座に変更しました。

 

「排泄時間と水分摂取の重要性」

 

高齢者や認知症を患ってしまうと排泄時間のコントロールや水分摂取が疎かになってしまい、最終的には脱水症状や熱中症の原因に繋がります。

 

対策として家族が水分を摂取する時に一緒に飲んでもらい、家族がトイレへ行く時に声をかけて促したりして工夫しました。

 

実際に私の祖母も水分摂取不足が原因で、自宅で脱水症状になり病院に運ばれ入院した経験があります。

 

それからは、病院の先生のアドバイスで排泄時間と水分摂取量をノートに書き残すようになりました。

「就寝前、就寝時の工夫と注意点」

 

私の祖母も就寝前には、必ず排泄してもらい極力就寝3時間前からは水分を控えてもらうようにしました。

 

もし、尿漏れが起きた時を想定して敷布団のシーツの下に防水シートを敷いて祖母に寝てもらうようにしました。

 

また、夜間の転倒事故を防ぐ為に対策として祖母の自室にポータブルトイレを完備させました。

 

私達家族が、ポータブルトイレを使用して介助する時に注意した事は、祖母がポータブルトイレを使用している時に便座から滑らないように便座に敷物をして滑らないように工夫しました。

 

私の祖母は夜間おむつをしていませんが、介助をされる方への注意点として、夜間おむつをして就寝している高齢者や認知症の方がいる場合、おむつを履いている事でお尻がムレたり、被れたり、最悪の場合褥瘡(床ずれ)になってしまう事がある為、介助される方はよく観察しておく必要があります。

 

おむつを大量に使う場合、市役所、区役所で医療費控除の申請ができるので、ご不明の点がありましたら確認してみて下さい。

 

「まとめ」

 

今回、排泄について書いてきましたが参考にしていただければ幸いです。

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