新しい技術を導入すると介護現場は変わるのか?排便予測デバイスDFree
最新技術で介護現場を変革する!
介護の現場でも多くの時間を費やす排泄介助。
便失禁や尿失禁で全身更衣・・・
業務時間のロスにもなるし何より高齢者は寒い思いや、気持ち悪い思いをしています。
しかも、本人のプライドがとても傷つけられます。
そんなときの救世主になるかもしれないデバイスDFreeを紹介します。
開発の原点は高齢者や障害者
あなたはトイレにかけこんだ経験はありませんか?あるいは、あなたの身の回りでもトイレで困っている人はいませんか?トイレの準備に時間がかかる車いすの方やお年寄り、急に便意を催す方など、便意がいつ来るかわからない恐怖が原因で、外出することさえも積極的にできなくなります。
私たちは、これらのトラブルを軽減させる排泄予知ウェアラブル「DFree(ディーフリー)」の研究・開発を行っています。排泄のタイミングを自分で気づくよりも前に検知し、スマホアプリで知らせてくれます。排泄でお悩みの女性、トイレへの移動が困難な方々や介護分野での活用が期待されています。
出典:レディーフォー
DFreeの基本機能
1.Dfreeに内蔵されたセンサーで排便、排尿のタイミングを予知
Dfreeに内蔵された超音波センサーで体内の動きを観測、分析します。
2.連携されたスマホアプリに「あと〇〇分で出ます」と通知
3.アプリが本人の排泄時間を記録して学習、精度を高めます
DFreeの使い方
1.下腹部にDFreeを装着、電源を入れます。
2.スマホのアプリを起動して接続。
3.排泄のタイミングが近づくとスマホが震えて通知。
主な仕様
———- DFree 製品仕様(予定) ———-
■寸法:35×53×8mm
■重さ:20g
■素材:プラスチックなど(生体適合が認められた素材)
■連続稼働時間:約60時間
■充電方法:USBケーブルを用いて充電
■通信:スマホとBluetoothで接続
*アプリ
■App Store、Google playから無償ダウンロード
■対応機種:BLE対応のAndoroid,iOS搭載機種
*尿意、便意のタイミングには個人差があるため、事前の個別の調整(アプリ上)が必要
*目安として1週間程度の初期学習期間が必要になります。
期待される使い方
介護施設の高齢者の排泄のタイミングを予知することはもちろんのこと、在宅介護で頑張っている介護者や高齢者の方にも使用できると思います。
排泄のタイミングを予知して、介護する側、介助される側が気持よく生活出来るようになるかもしれません。
また、オムツはずしへの第一歩として使用することもできます。
実際に使用されるようになったら介護現場がガラッと変わりそうです。
残念ながらまだ開発中の製品ですが、2016年4月の発売を予定しています。